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表彰事業

表彰事業

News令和5年度 表彰事業について

令和5年度表彰事業の受賞者、受賞団体は下記の通りです。

優秀経営者賞

小板橋 博幸氏 (株式会社DIグループホールディングス 代表取締役兼CEO)

・小板橋氏は、不動産賃貸業・仲介、不動産売買、一般建築、リフォーム、建築コンサルティングなどを行なう㈱大一不動産、㈱DI・SANWA CORPORATION、 大一建設㈱を含む3社6事業の企業グループ会社の代表取締役兼CEOを務めている。

・第3セクターと共に古民家再生事業に進出し、宿泊施設の運営などをスタート。観光客を呼び込む取組を行っており、過疎地域の地域活性化に大きく貢献している。その他、障がい者雇用の問題にも取組み、 就労移行支援事務所を開設し、精神障害者の就労支援を積極的にサポートしている。

・栃木県内で唯一となる、小規模不動産特定共同事業(不動産ファンドを組成する事業)の事業者に登録し、遊休不動産の再生事業を形成するなど、地域一丸となった課題解決に向けて大きく貢献している。

優秀起業家賞

髙橋 昭彦氏 (認定特定非営利活動法人うりずん 理事長)

・髙橋氏は、小児科・内科・在宅医療「ひばりクリニック」(平成14(2002)年開業)を営む傍ら、クリニック内の重症心身障害児、医療的ケア児の日中一時支援、児童発達支援等を行う認定NPO法人うりずん(平成20(2008)年開所)の理事長を務めている。

・人工呼吸器管理が必要な子供の預かりをクリニック内で始める決意をし、重症心身障害児および医療的ケア児の受け入れ施設を障がい児とその家族の支援のために運営している。

・宇都宮市と契約を結んだ後、重症障がい児者受入の契約を壬生町、日光市、鹿沼市、塩谷町とも締結し、県内各地域に大きく貢献している。

・家族の育児・介護への支援の医療制度が整備されていない状況で起業し、当施設のような社会的意義のある施設が認知されるための普及促進に注力し、継続的に尽力している。

・NPO法人でありながら、すべてを補助金等に依存することなく、財政的に自立した、いわゆる「ソーシャルビジネス」のモデルケースとして成功しており他の模範となるものである。

社会貢献活動賞

一般社団法人えんがお

・当団体の取組は、高齢者の孤立防止に取り組みながら、地域の子どもたちや若者、高齢者等の多世代交流を生んでいる。

・徒歩2分圏内に8軒の空き家を活用し、それぞれの建物で高齢者サロン、不登校生向けフリースクール、障がい者向けグループホーム、地域食堂、学童保育、居住支援などの地域を支える活動を行っている。

・活動の具体例(一部抜粋)
① 生活支援事業
・「高齢者孤立支援」 制度では対応できない困りごとを行政と連携しながら訪問して解消している。その他日中の通いの場などを運営しながら高齢者が地域のプレイヤーになれるような空間を構築している。 ② 世代間交流事業
・「コミュニティハウス みんなの家」の運営 ・多世代交流イベント、子ども若者支援 (放課後児童クラブや学習支援、フリースクール、企業意欲のある若者の活動支援) ③ ネットワーク・コミュニティ形成事業
「県北若者ラボ」地域活動についての勉強会、会員交流会を開催。
「SHARE PLACE てのかご」地域食堂(おばあちゃんの手料理食堂)、シェア店舗(16店舗)、レンタルオフィスなどの運営。

美しいまちづくり賞

特定非営利活動法人 古賀志山を守ろう会

・当団体は、民有林所有者と登山者の有志が協働し立ち上げ、未整備だった道標や地名板、旧跡には説明版、危険個所には階段や補助用の鎖、休憩箇所にはベンチ、登山道の補修や倒木処理など多岐にわたる活動をおこなっている。

・会のホームページが充実しており、登山や史跡、自然の植生などに関する情報発信を行っている。古賀志山のデータベースとして多くの方に利用されている。

・登山者が安心安全にハイキングがおこなえるよう緊急連絡時現在地番号をつけて、現地番号表示看板、マップ、GPSポイント一覧も整備して緊急時に備えている。

・宇都宮中央警察署、宇都宮市消防局、日光森林管理署、宇都宮市森林組合、宇都宮市経済部などと協働し、家族連れから上級者まで多くの登山者がルールを守って安全な登山ができるよう熱意をもって活動していることが評価された。

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